潮だまりでシュノーケリング!アクアライフが充実する海の「のぞき窓」
海中のミニチュア版や海ののぞき窓ともいわれる「潮だまり」について解説していきます。 磯では潮が引くと岩場が干上がって陸が現れますが、その際岩場の窪みに海水が取り残されて大小の水たまりができあがります。これが潮だまりです。 潮だまりは海藻がカラフルに繁茂し、カニやエビ、様々な種類の幼魚といった馴染みのある生物の生態が間近で見られる絶好のウォッチングサイトです。 潮が満ち再び海とつながるまでの限られた時間の中で、海の中と同様に生命のドラマが展開されるのです。 潮だまりを堪能するためのポイントをチェックしていき ...
シュノーケリングとマスククリアは初心者こそマスターしたい必須スキル
シュノーケリングにおけるトラブル対応策として、「シュノーケルクリア」と「マスククリア」をご紹介します。 頭部の装備に入り込んでしまった水を排出する技法を詳しく解説します。 それぞれ「クリア」と銘打たれている通り、これらはピンチの際に危険要素を排除するものでサッカーにおけるディフェンス技法のクリアと同質だと考えればわかりやすいでしょう。 シュノーケルクリア シュノーケルクリアとは、スノーケルの中に水が入り込んでしまった場合にチューブ内の水を排除する技法です。 シュノーケルクリアが必要な状況は主として、波をか ...
耳抜きの方法は?シュノーケリングは向いてないと諦める前の3つのチェックポイント
今回は「耳抜き」をテーマに取り上げます。耳抜きといっても、ここでは一般的なプールや浴場で耳に入った水を抜く動作を指すものではありません。 シュノーケリング中における、水圧による耳への負担を解消するための動作を指します。 耳抜きの注意点は、潜水中に適宜行う必要があるというところです。なぜなら水深が増すにつれて鼓膜にかかる圧力が大きくなるためです。 そこで今回は、シュノーケリングにおける実戦的な耳抜きの要領をご紹介します。 耳抜きの仕組みと必要性 耳の構造は、鼓膜によって外側と内側が隔てられています。 鼓膜の ...
サーフェスダイブは集大成?!部分的なテクニックを一連の流れのなかで実践
今回は「サーフェスダイブ」について解説します。 サーフェスダイブとは文字通り水面から水中に潜る技術ですが、単独の動作ではなく潜水・遊泳・呼吸など複数の動作を組み合わせたトータルな技法を指します。 つまり初歩的なシュノーケリング技術の完成形であり、個別に学んだ動作を総合的に使いこなす必要があります。 部分ごとには難なくこなせた技術も、一連の動作としてひと続きの流れの中で実践するとなれば案外つまずいてしまいがちです。 そこで大事なのが、事前に仕上がりのイメージを描くことです。技のつながりや連続性を理解し、完成 ...
ヘッドファーストダイブってなに?「潜れない」から開放される潜降方法
シュノーケリングでも重要になってくる潜水方法である「ヘッドファーストダイブ」と「鉄棒潜り」について解説していきます。 ヘッドファーストダイブは読んで字のごとく頭から潜る方法で、イルカやクジラ、ラッコなど哺乳類を中心とした水生動物のスタンダードな潜水術です。 ヘッドファーストダイブに関しては直感的に理解できると思いますが、「鉄棒潜り」についてはほとんど知られていないでしょう。 鉄棒潜りはヘッドファーストダイブをマスターする上で非常に有効なアプローチ法です。 そこで当記事では、鉄棒潜りを重点的にご紹介します。 ...
【フィンワーク】ばた足より少ない力で強い推進力を作れる効率的なフィンキック
シュノーケリングにおけるキックの基本技法といえばフラッターキックですが、今回は発展形として「バックキック」と「サイドキック」という2つのキックをご紹介します。 これらのキックを組み合わせることによって、さながらイルカのように水中を縦横無尽に動き回ることができ、水中での機動力が一気に上がります。 バックキック まずは「バックキック」をご紹介します。バックキックとはごく簡単に言えば、仰向けの姿勢で行うフラッターキックです。 仰向けで水面に浮かび、ゆるいバタ足だけで泳いだことのある人ならピンとくるはずです。 フ ...
シュノーケリングにフィンは必要なの?初トライでも水中の世界が劇的に変わる泳ぎ方
シュノーケリングの大きな魅力といえば、潜水と並んでフィンによる遊泳が挙げられるでしょう。 足にフィンを装着しただけで、水生動物さながらの超人的な動きが可能になるのです。 例えるならアルペンスキーに不慣れな人でも、ファンスキーやショートスキーに触れてその自由な動きに刮目する現象に近いでしょう。 ごくシンプルな造りながらもフィンの効果はてきめんで、簡単なバタ足でさえも素足の時とは比べ物にならないほどダイナミックな泳ぎに変化します。 とはいえフィンの性能を十分に発揮するにはそれなりの練習も必要です。 そこで今回 ...
ドルフィンキックのコツは?理想のドルフィン打てる?前に進まないキックの改善ポイント
今回はシュノーケリングにおける必須技法の1つ、「ドルフィンキック」について解説します。 ドルフィンキックとは文字通りイルカの動作を取り入れたもので、遊泳中におけるイルカの下半身の動きをキックの要領で再現しようというものです。 ドルフィンキックをマスターすれば、発展形である「ウェービング」の動作も可能になります。 ドルフィンキックの基礎と手順 フラッターキックが人間の足とフィンの機能を合体させた技法であるのに対し、ドルフィンキックはイルカの動作をそのまま人間の肉体で再現しようする技法です。 ここでのポイント ...
水中のリラクゼーションがシュノーケリングのスキルアップの第一歩
シュノーケリングの前段階として、水との融和性を高めるために水中でのリラクゼーションポーズをご紹介します。 シュノーケリングは決して激しいアクションを要求するものではありませんが、やはりマリンスポーツの1つである以上水中での動作に慣れておく必要があります。 まずは「水中でポーズを作る」という手法でアプローチしてみましょう。 その動作はごく簡単ですので身構える必要は全くありませんが、水中でのバランス感覚や水流との付き合い方を身につける上で多くのヒントが得られます。 リラクゼーションポーズを作るための大前提 水 ...
ウェービングってなに?イルカをイメージ?!推進力がある水中での動き方
イルカやサメに代表される水生動物は身体全体を上下左右に揺らし、うねらせながら泳ぎます。 これにヒントを得て、身体を波打つように動かして泳ぐ泳法を「ウェービング」といいます。 ウェービングはシュノーケリングにおいて非常に効果的な泳法であり、熟達し水中を滑らかに動けるようになればヘッドファーストダイブも格段に楽になるはずです。 そこで今回は、イルカの泳ぎをイメージしつつウェービングについて学んでいきましょう。 ウェービングの仕組み ウェービングがどのような理屈で動作しているのかを理解しましょう。 揺らされた背 ...