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ロード乗りには必要不可欠!サイクリング用サングラスの初心者向けおすすめモデル6選

サイクリングの必需品ともいえるサングラス。まだ持っていない初心者の方は、ぜひ購入されることをおすすめします。

ただロードバイク用の装備品の中でも、選び方の難易度が非常に高いことから、しっかりと選び方のポイントを押さえておかなければなりません。

サイクリング用サングラスのレンズカラーによる見え方の違いや、注意するべきポイントに加え、初心者の方におすすめのできる機能性の高いモデルもご紹介します。

サイクリング用サングラスの選び方6ステップ|レンズカラーから必要な機能まで徹底解説

それでは早速、サイクリング用サングラスの選び方を6つのステップから解説していきます。

選び方が難しいアイウェアですが、6つのステップを把握すれば、きっとご自身にピッタリの製品が見つかるはずです。

サングラスの選び方

レンズの形状を選ぼう

スポーツバイク用サングラスを選ぶときにまず行いたいことが、レンズ形状を選ぶことです。

レンズの形状には、「シングルレンズ」と「デュアルレンズ」の2種類があるため、それぞれの特徴を押さえて選びましょう。

シングルレンズ

シングルレンズは、視野が広くなるものの、価格は高めという特徴を持ちます。

機能性・デザイン性ともに優れていますが、予算に限りがある場合は選びにくいタイプです。

デュアルレンズ

デュアルレンズはシングルレンズと反対で、リーズナブルな価格帯であるものの視野は狭めです。

機能性より価格の低さを重視したい場合は、デュアルレンズが第一候補となります。

目的に合わせたレンズの色を選ぶ

レンズの形状を選んだら、次はレンズの色を選ぶステップです。

ロードバイク用サングラスのレンズにはさまざまな色が揃っていますが、色は見た目だけでなく、視界のクリアさにも影響を及ぼすもの。

それぞれのカラーで適したシーンが異なることから、目的に合わせて選ぶ必要があります。

レンズカラー 特徴 適するシーン
クリアレンズ 裸眼のようなクリアな視界、眩しさが感じられる 曇・雨天・夜間・冬期
ブルーレンズ 自然な視界、目の疲労を軽減、日差しやライトの眩しさを遮断 あらゆる天候に対応
イエローレンズ コントラストを強める、暗所でも見やすい 曇・雨天・夜間・冬期
ピンクレンズ コントラストを強める、人・物をくっきりと見せる 街中・人混み
グレーレンズ クリアレンズに近い視界、眩しさも遮断できる 晴天・日中・夏期
ブラウンレンズ ブルーライトをカットする、かすみを軽減する 晴天・日中・夏期
ブラックレンズ 眩しさを遮断する、見た目を引き締める 晴天・日中・夏期
ミラーレンズ 眩しさを遮断する、人・物をくっきりと見せる 晴天・日中・夏期

上の表のように、利用シーンにより適したレンズカラーは異なります。

グレーやブラック、ミラーは暗いところでは見えにくくなるため、夜間のロードバイク走行用アイウェアとしては不向き。

ただし、一般的なサングラスに近いことから、初心者の方にとっては見やすく感じられるはずです。

また、「可視光線透過率」が低いほど目に入る光量は少なくなるため、レンズの色の濃さでも見えやすさは変化します。

サイクリングには30~40%程度の可視光線透過率が最適です。

必要に応じて特殊レンズを選ぶことも可能

レンズを選ぶ際にはカラーだけでなく、特殊レンズを選べるということも念頭に置いておきましょう。

特殊レンズとは、レンズに特殊な機能性を付加させたレンズのことです。

プリズムレンズ

「オークリー」というメーカーの独自技術で開発された、くっきりとした視界をつくり出す高機能レンズのことです。

コントラストを強める効果があり、信号や障害物が見やすくなるなど、安全性を高める効果が期待できます。

調光レンズ

調光レンズとは、紫外線量が多いときにレンズの色が濃くなり、少ないときに薄くなるという調光機能を持ったレンズのこと。

「調光レッドレンズ」「撥水クリア調光レンズ」などの種類があります。日中から夜間にかけて長時間の走行をするときや、トンネルの多い道を走行する際に便利です。

偏光レンズ

偏光レンズとは、光の乱反射を抑えることにより強力に眩しさを遮断してくれるレンズのことです。

周辺の光はもちろん、路面や水面からの反射光に対しても有効で、湖や海の近くを走行する際に大活躍。

「偏光スモークレンズ」「偏光グレー」であれば、光を遮断する性能もさらに高まります。

度付きレンズ

度付きレンズとは読んで字の如く、度数の入ったレンズのことです。極端に視力が低い方では、サイクリング用アイウェアだけでは周辺の景色が全く見えないということも。

度数が入っているレンズであれば、眼鏡とサングラスの両方の役割を1台で果たしてくれます。

必要な機能性が備わっているかチェック

サングラスや眼鏡をかけているときに、汗でレンズが曇ってしまった…という経験を持つ方は多いもの。

ロードバイク走行中にレンズが曇ってしまっては大変危険であるため、サイクリング用アイウェアを選ぶ際には、ベンチレーション機能などで通気性を良くしているモデルをおすすめします。

また、スポーツ中に使う装備品には、耐久性の高さも欠かせません。

スペアレンズつきだとさらに安心

サングラスの中には、スペアのレンズがついているものがあります。

カラーが異なる交換用レンズがついていれば、あらゆるシーンで活用できるだけでなく、もしもの損傷時にも買い替え不要でそのまま使い続けられ便利です。

試着をして装着感を確認

気に入ったサイクリング用サングラスがあったら、最後にかならず試着をして、装着感を確認してください。

フィット感のないアイウェアはバイクで走っているときにずれてきて危険ですし、長時間に渡る装着で擦れて痛みが感じられることもあります。

フィット感は機能性と同じくらい大切な選び方のポイントです。

【レディース・メンズ兼用】初心者におすすめ!サイクリング用サングラスの人気モデル6選

それでは、初心者の方「最初の1本」としておすすめできる、サイクリング用サングラスのモデルを、人気メーカーの中からご紹介します。

サイクリング用サングラス

【オークリー】RADAR LOCK

多くのスポーツ選手に愛用されている「オークリー」のロードバイク用サングラス。ゴルフ、野球、スピードスケートなどさまざまな競技で使用される「RADAR LOCK」をはじめ、アジア人の骨格にあわせた「プリズムロード」など、人気シリーズを多数輩出するブランドです。

「RADAR LOCK」はシングルレンズ仕様で少々価格は高いですが、アジアンフィットで日本人の顔にフィットしやすく、白のフレームカラーを採用したデザインもおしゃれでスポーティーな印象を与えます。

【スワンズ】スプリングボック

可視光線透過率14%、紫外線透過率0.1%以下とUVカット機能が強力で、日差しが強い夏場に重宝するスワンズのサングラス。

スペアレンズは別売りですが、ご自身でレンズ交換が簡単に行えます。

日本人用に作られている上に、ノーズの調整機能もついていることから、顔の形を問わずどなたにでもフィットする可能性が高いモデルです。

偏光レンズで眩しさを強力に遮断してくれます。

【ナリフリ】フォルダブルサングラス

ナリフリのサングラスの特徴は、「サイクリングウェアっぽさ」がないところです。

日常的に使用するサングラスに近い形状となっていることから、カジュアルなロードバイク用サングラスを求めている方に最適。

さらに、ノーズ部分で折りたたんで小さくすることができ、なるべく荷物を持ちたくない長距離サイクリングにも便利です。

【100%】S3

紫外線カット率100%という性能を誇るUVカットレンズを採用したサングラス。

フレームは高強度の高機能製ポリアミド樹脂によって作られ、耐油性・耐候性にすぐれたノーズパッドが装備されていることから、長く使いたい人に適しています。

2021年6月現在、amazonでは販売されていませんが、その他のECサイトではまだ購入可能なロードバイク用サングラスです。

【FERRY】スポーツサングラス

コスパを重視したいという方におすすめするのが、FERRYの「スポーツサングラス」。フレーム2本つき、交換レンズはなんと5枚ものセットとなっていますが、価格は税込で2,500円前後。

天候や利用シーンにあわせてレンズを細かく交換できるため、利用範囲が広く、価格以上の価値が感じられるはずです。

【AXE】SG-605P

AXEの「SG-605P」は、オーバーグラスです。オーバーグラスとは、眼鏡の上から装着できるサングラスのことで、度付きレンズやコンタクトレンズを使う必要なく、普段の眼鏡をそのままサイクリングで使用できます。

サイクリング用サングラスとしての機能性も高く、8,000円という価格ながら、偏光レンズでUVは400プロテクションつきです。

サイクリング用サングラスを購入・装着するときの注意点

サイクリング用サングラスを購入するとき、そして装着するときには、いくつかの注意点を知っておきましょう。

サングラスを正しく選んでも、注意点を把握していないと「失敗した…」と感じられる可能性もあります。

注意点

夏場のサイクリングでは顔にしっかりと日焼け対策を

夏のサイクリングで注意したいことは、顔の日焼け対策をしっかりと行うことです。

一見、サングラスと無関係のように思えますが、紫外線カット率が高いサングラスをかけていると、サングラスの部分だけ日焼けをせず、目の周りだけ白く浮いてしまうことも。

サングラスと同等の紫外線カットを行うことは難しいですが、日焼け止めはこまめに塗りましょう。

自転車用サングラス以外では「風の巻き込み」がある可能性も

手持ちのサングラスがあれば、サイクリング用サングラスの代わりに使うことも可能です。

ただし、自転車用サングラス以外の製品は顔にしっかりとフィットせず、風の巻き込みが起こる可能性も。

一般的なスポーツサングラスは、風の巻き込みに考慮して作られていないことから、やはりサイクリング専用サングラスと比較すると機能性は劣ります。

度付き偏光レンズは距離感の狂いに注意

度付きの偏光グラスを選びたいと考えている方は、距離感の狂いに気をつけてください。

偏光レンズは、度数によっては距離感がつかみにくくなることがあります。

スポーツ用自転車で高速走行している際に、距離感がつかめないことは大変危険です。

サイクリング用として度付き偏光サングラスを検討している方は、オーバーグラスなど、他の選択肢も視野に入れてみてください。

サイクリング用サングラスはしっかりと選び方を把握して購入を

ロード・クロスバイクに乗る人にとって、欠かせない装備品であるサイクリグ用サングラス。

利用シーンに合わせたレンズの選択が必要など、選び方は少々難しいですが、今回の記事でご紹介した内容を押さえておけば間違いありません。

ロードバイク用のサングラスはインターネット通販などでも購入できますが、どこで買うか迷ったら、やはりサイクリング用品専門のショップやスポーツ用品店に行くのがベスト。

フィット感を確認するためにも、実際に店頭で試着し、納得してから購入しましょう。

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