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サイクリングの目的地どうする?いろんな発見がある!思い出に残るコースの決め方

サイクリングの目的地どうする?いろんな発見がある!思い出に残るコースの決め方

サイクリングは街中をのんびりと走っているだけでも楽しいものです。

しかし、本格的に自転車旅行をしようとすると、やはり目的地を決めるべきなのでしょうか?

街乗りから自転車旅へとレベルアップしたいと考えているサイクリストのために、目的地の決め方やおすすめのサイクリングスポット情報をご紹介します。

サイクリングの目的地の決め方がわからない、行きたい場所が見つからないという方は、ぜひ参考にしてください。

サイクリング目的地の決め方は?ルートプランは必要?

サイクリング目的地の決め方は?ルートプランは必要?

それではまず、サイクリングには目的地が必要なのか、必要なのであればどのように決めるのか、という基本的な部分について確認していきましょう。

サイクリングの目的地の決め方には、「あるパターン」が存在しています。

目的地の決め方

目的地は決めなくてもOK!

実は、サイクリングでは目的地を決めなくても構いません。

ポタリングと呼ばれる街乗りのように、のんびりと目的なく走っても十分楽しめますし、あてもなく走り、偶然に新たな発見をすることも楽しいものです。

ただし、「目的がなければ行動に意味が見いだせない」と考える人がいることも確か。

また、目的地を設定することで、サイクリングに対するモチベーションが上がることも少なくありません。

そのため、必ずしも目的地を決める必要はありませんが、場合により決めることにも意味があると言えます。

ルートを開拓したければ「目的地」より「目的」を決めよう

いつものルートを走っていると、「新しいルートを開拓したい…」と考えるようになる人は多いものです。

ルートを開拓するために有効なパターンは、「目的地」ではなく「目的」を決めること。

次のような「走る目的」を決めると、どんどん新たなルートを開拓できます。

観光スポット情報で決める

行ってみたい場所、参加してみたいイベントなどの観光情報を目的とするタイプのサイクリングです。

観光スポットは「目的地」であるとも言えますが、「行きたい都道府県だけ決める」というアバウトな決め方もおすすめ。

目的の都道府県に到着したら、そのときの感覚で行きたい場所を決めたり、町の人におすすめのスポットを聞いてみたりしても楽しめます。

グルメ情報で決める

グルメスポットから目的地を決めるというサイクリストはとても多いものです。

各地のB級グルメや郷土料理を食べるために走る方や、全国の名店を巡る方など目的はさまざまですが、大阪でたこ焼き屋巡り、高松でうどん店巡り、神保町でカレー店巡り…なども考えられます。

特に行きたい場所が見つからなければ、グルメを楽しむために走りましょう。

絶景スポットに行く

美しい景色を肌で感じられるのもサイクリングの魅力のひとつ。

せっかくなら、絶景スポットを巡ってみてはいかがでしょうか。

「四季折々の風景が見たい」「山から街並みを一望したい」「滝を眺めたい」など見たい絶景を考えて、該当する場所を探して目的地にする方法です。

全く知らない土地に行く

観光やグルメ、絶景などでも目的地が決められなければ、「知らない土地に行く」ということを目的にしてみるのも一案です。

知らない土地では道もわかりませんし、立ち寄れる店舗があるかどうかもわかりません。

いつも走っている地元では感じられないスリルを感じることができますし、街であれば細かな現地情報を調べなくても安心して走れます。

おすすめスポットは「峠」「岬」「沿い」「公園」

おすすめスポットは「峠」「岬」「沿い」「公園」

サイクリングで目的地を決めるときのポイントは、「峠」「岬」「沿い」「公園」を選ぶことです。

「沿い」というのは、川沿い・海沿い・山沿い・ダム沿いなどのこと。

沿いに沿って走れば自然を満喫できますし、普段見慣れない野鳥や動物が見られることもあります。

目的地設定に迷ったら、4つのポイントを意識して考えてみてください。

ルートプラン決めや走行時間帯はさまざま

サイクリストの方に話を伺うと、プラン決めや走行時間帯はさまざまです。

大まかなプランを決める方、ノープランで走る方、早朝4時に出発する方、時間を決めずに1日中走っている方…など本当に千差万別。

サイクリングは人それぞれで自由に楽しめる趣味なので、目的地を決めることに固執せず、自由に楽しむことがいちばんです。

初心者でも安心!おすすめサイクリングコース10選

初心者でも安心!おすすめサイクリングコース10選

自由に楽しめるサイクリングですが、「自転車向けの目的地が欲しい」という方もいると思います。

そこで、初心者でも安心して走れる、全国のおすすめサイクリングコースをご紹介します。

おすすめコース

【北海道】モエレ沼公園

モエレ沼公園は約189ヘクタールという広大な公園。

四季折々の草花が楽しめるだけでなく、ところどころに設置されたモニュメントで芸術も堪能できます。

レンタサイクルもあるので、遠方からのアクセスでも輪行の必要はありません。直径48mもの巨大噴水は見ものです。

【秋田県】ゆり高原ふれあい農場

ゆり高原ふれあい農場はその名の通り、サイクリングしながら農場を見学できることが魅力。

サイクリングロードも設置されているので安心して走ることができ、放牧牛のほかに小動物園もあるため、動物好きな方には堪らないスポットです。

のんびりとした自然を満喫できます。

【東京】国営昭和記念公園

国営昭和記念公園は、西東京のサイクリングスポットとして東京都内で高い知名度を誇ります。

タンデム自転車を含めてレンタサイクルが利用可能で、自転車専用道路も完備されているため初心者でも安心。

都内の豊かな自然を眺めながら、外周約2時間のサイクリングを楽しめます。

【埼玉】ぐるっと長瀞周回ルート

秩父市ではサイクリングでの観光を積極的に推奨しており、複数の駅に自転車用空気入れを設置しているというサービスも。

埼玉県のサイクリングコースの中でも、「ぐるっと長瀞周回ルート」は距離15kmと初心者向けで、ルート上には桜や神社、寺院、博物館などの目的地があるため、ポタリングにもおすすめのコースです。

【神奈川県】 10,000mプロムナード

横須賀の海沿いを通る10,000mプロムナードは、距離15kmと気軽にサイクリングしたい人におすすめ。

ルート上には公園が多く、自然を楽しんだり、お弁当を食べたりと自転車以外の楽しみも見いだせます。

海が見える関東の絶景サイクリングポイントで、潮風の中を走る心地よさを味わってみてください。

【愛知県】愛・地球博記念公園サイクリングコース

「もりの学舎」「サツキとメイの家」など、目的地となる場所がたくさんある愛知県のサイクリングコース。

自転車専用道として整備されており、カーブやアップダウンなど、サイクリストが走りを楽しめるよう工夫されています。

休憩所やトイレ、広めの駐車場も完備されているので、いざというときでも安心です。

【石川県】柴山潟サイクリングロード

柴山潟から片山津温泉街を抜けるロードコースだけに、温泉サイクリングが味わえます。

レンタサイクルが用意されているので遠方からでも行きやすく、加賀の街並みを散策した後は、温泉でゆったりと汗を流せる贅沢なサイクリングロードです。

【大阪府】北大阪サイクルライン

道幅が広く歩行者専用道と自転車専用道がわかれていることから、大阪府の中でも走り安さに定評のあるコース。

距離も20kmと短めなので初心者におすすめです。

ルート付近には太陽の塔やエキスポシティがあり、多くの自転車旅行者で賑わいます。

【尾道~今治】しまなみ海道

サイクリングの大定番であり聖地となっているしまなみ海道。

しまなみ海道縦断はサイクリング初心者の登竜門とも言えます。

瀬戸内海の複数の島からなるため、しまなみ縦断ルートは次のとおり、しまなみ海道沿線に沿っていくつもの島を通過するもの。

今治~来島海峡大橋~大島~伯方島~大三島~生口島~因島~向島~尾道

メインルート、外周ルートなどさまざまなルートが用意されているため、レベルにあわせたルート選択をすることが重要です。

しまなみ海道エリアには、大三島の大山祇神社や多々羅しまなみ公園だけでなく、さまざまな観光スポットが点在するので、選択したルートにあわせて海道近くのスポットを事前に確認しておきましょう。

JR今治駅近くには宿泊施設の「シクロの家」があり、広島から愛媛間は高速バスの「しまなみライナー」や路線バスで移動可能。

しまなみレンタサイクルはルート上に13ものターミナルがあり、初心者でも安心して走れるよう配慮されています。

【岡村島~川尻】安芸灘とびしま海道

しまなみ海道に近いことから影の薄い存在ですが、安芸灘とびしま海道も7つの島を結んでいるサイクリングコースで、「裏しまなみ」とも呼ばれています。

とびしま海道は橋のデザインが美しく、海が近いことから景観を楽しみたいという方から人気です。

目的地のあるサイクリングで注意するべきポイント

目的地のあるサイクリングで注意するべきポイント

目的地としておすすめのサイクリングコースをご紹介してきましたが、目的地のあるサイクリングをする場合、次の3つのポイントに注意しましょう。

注意ポイント

駐輪できる施設があるか確認する

サイクリングロード上に立ち寄りたい施設があるなど、バイクを停めておく時間があるなら、周囲に駐輪できる施設があることをマップで確認してください。

駐輪場や駐輪スペースがないと、路上に駐車しなければならず、他の人の迷惑になるだけでなく盗難の危険性も高まります。

雨が降ってきたら中止する

目的地に向かう途中で雨が降ってきたら、残念ですがサイクリングは中止しましょう。

雨に濡れると自転車にダメージがあり、その後の自転車屋でのメンテンナンスが大変になります。

雨に濡れた後のメンテンナンスに関する知識がない方であれば、中止して引き返した方が無難です。

適切な距離の目的地を選択する

目的地を設定する際に、「適切な距離である」ということは非常に重要です。

先程「目的地は決めなくてもOK」と書きましたが、初心者の方が50kmの距離を走ることは難しく、途中で疲れて動けなくなってしまう可能性もあります。

初心者なら自転車で一日の走行距離が20kmを目安にすると走りやすくなります。

ご自身の経験やレベルに見合った距離であることを確認することが大切です。

初心者の距離の決め方

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目的なしでもOK!サイクリングは自由に楽しもう

目的なしでもOK!サイクリングは自由に楽しもう

サイクリングコースは全国にはもちろん、東京近郊・23区内から日帰りできるところも少なくありません。

サイクリングコース100選などを参考にコース情報を事前に確認し、ぜひ訪れてみてください。

ロードバイクやクロスバイクを持っていなくても、レンタサイクルがあれば安心。

もし初めての自転車での旅行が不安なら、ツアーを利用することもひとつの方法です。

ご紹介してきたように、サイクリングは目的地を決めればより一層楽しめますが、目的地がなくても構いません。

好きなように、好きなだけ自由に走れるところもサイクリングの魅力。

ご自身が「自転車って楽しい!」と思えることがいちばんです。

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